創作のこと

たくさん泣いたけど、少しずつ切り替えていく

2026年6月10日

昨日までずっと泣いてました。

たくさん泣いたおかげで、今日やっと少し涙が落ち着きました。

たまたま夫が出張で不在だったので、一人でたくさん泣けて、むしろ良かったのかもしれない。



2022年の春。

ずっと持て余していたiPadとペンシルで、何か面白そうなことができないかなと思って、思いつきで始めたのが「好きって言わせてやる!」っていう、人生で初めてのオリジナル漫画でした。(当初はエロゲーを作ってみたいという邪なきっかけもあったけど)

4年前の自分は、まさかこの作品を一区切りにする日がこんなに寂しくて、恋しくて、たくさん泣く日になるなんて想像もしていなかっただろうな。



学生時代にやっていたテニスが終わってから、何かに本気で夢中になれる感覚がなくなってた。

海外に行ったり、新しいことに挑戦したりもしたけど、うまくいかないことも多くて、どこか心の中が埋まらないままだった。

もちろん、友達と遊んだり、昔より行きたい場所に旅行に行けたり、大好きな人と一緒に過ごせたり、幸せなこともたくさんある。


それでも、どこか毎日が少しぼんやりしてた。


コロナ禍で仕事をしていなかった時は、家にこもって家事を淡々とこなしながら、ネットで漫画を読んだり、YouTubeやネトフリで動画を見たり、時間を消費する側に寄っていたように思う。


でも、漫画を始めてからは、

「明日が楽しみ」
「早く続きを描きたい」
「作るって楽しい」

っていう感覚を取り戻すことができた。

そこから裁縫、料理、Web制作、アプリ開発......と、作る楽しさがどんどん広がっていったんだよね。


そして今は、それが”これから挑戦したいこと”に繋がってる。


だから、創作漫画を続けてよかった。

200ページ以上描いてよかった。

泣くほど大好きになれる葵や椿たちを生み出せて、本当によかった。


たぶん、4年前に思いつきで漫画を始めていなかったら、作ることの楽しさに気づいていなかったかもしれない。

”これから挑戦したいこと”にも、繋がっていなかったと思う。


たまに漫画を描くことがしんどくなって、

「ただの自己満足の創作漫画に、どうしてこんなにたくさんの時間を費やしてるんだろう」

「この時間を、お金を稼いだり、もっと有意義で生産的なことに使った方がいいんじゃないか」

って苦しくなった時もあった。


でも葵や椿たちは、私に作る楽しさを教えてくれて、毎日を楽しくしてくれて、”これから挑戦したいこと”に向かう力まで残してくれた。

本当に大きな役目を果たしてくれた子たちだと思う。


本当は、もっと葵や椿たちの未来も見たかった。

今もすごく、すごく恋しくてたまらない。


でも私は要領の良い人間ではないので、二兎を追うことはできないんだよね。

情けないね。


人の役に立てるかもしれない可能性を見つけて、今ではそれが漫画と同じくらい楽しくて、充実していて、夢中で続けることもできている。


本当は両方やりたい。


でも、どうしても片方に気持ちとやる気が傾いてしまう。

もしこのまま”これから挑戦したいこと”と並行して漫画を描き続けていたら、いつか気持ちが冷めて、漫画の更新が止まって、そのまま無くなってしまいそうで怖かった。


それなら、メインキャラが全員揃った今。

物語が一番にぎやかで、やっと蓮も幸せになれる可能性ができて、みんなが幸せになれる未来の動線を作った今。

わざわざ私が結末を描いて白黒つけなくても、きっと大丈夫だと思って、物語を一区切りにしました。

漫画を描くことが嫌になってやめたり、物語を改変して描き直したりするよりも、大好きなまま一旦お別れする方がいいと思った。

その方が、私がこれからも毎日、葵や椿たちのことを大切に思い出せる気がしたからです。



昨日は腹を括るために、2年間愛用していたiPadとペンシルを売ってきました。

とても大切に使っていたので、想像以上に高く買い取っていただけました。

私の大切な宝物の一部を差し出してでも、次の新しい挑戦に進みたい。」

その覚悟を、自分の中でちゃんと形にしたかったのだと思います。

”これから挑戦したいこと”の資金に充てるのに十分な金額で、少し安心しました。



買取後にふらっと立ち寄ったカフェでドリンクを飲みながらぼーっとしていたのですが、またカフェでも泣いてしまいました😅

それでも、少しずつ気持ちを切り替えて、新しいことに挑戦していこうと思います。

目的を忘れないために、これからも毎日、葵や椿たちのことを想います。



いつか落ち着いて、ずっと温めていた「好きって言わせてやる!」の他のお話を、また描ける時が来たらいいなと思っています。

それまでは、少し葵や椿たちとはお別れです。



このサイトは、これからもずっと残し続けます。

また近況などをブログに書こうと思います。

これからもよろしくお願いします。