昨日までずっと泣いてました。
たくさん泣いたおかげで、今日やっと少し涙が落ち着きました。
たまたま夫が出張で不在だったので、一人でたくさん泣けて、むしろ良かったのかもしれない。
2022年の春。
ずっと持て余していたiPadとペンシルで、何か面白そうなことができないかなと思って、思いつきで始めたのが「好きって言わせてやる!」っていう、人生で初めてのオリジナル漫画でした。(当初はエロゲーを作ってみたいという邪なきっかけもあったけど)
4年前の自分は、まさかこの作品を一区切りにする日がこんなに寂しくて、恋しくて、たくさん泣く日になるなんて想像もしていなかっただろうな。
学生時代にやっていたテニスが終わってから、何かに本気で夢中になれる感覚がなくなってた。
海外に行ったり、新しいことに挑戦したりもしたけど、うまくいかないことも多くて、どこか心の中が埋まらないままだった。
もちろん、友達と遊んだり、昔より行きたい場所に旅行に行けたり、大好きな人と一緒に過ごせたり、幸せなこともたくさんある。
それでも、どこか毎日が少しぼんやりしてた。
コロナ禍で仕事をしていなかった時は、家にこもって家事を淡々とこなしながら、ネットで漫画を読んだり、YouTubeやネトフリで動画を見たり、時間を消費する側に寄っていたように思う。
でも、漫画を始めてからは、
「明日が楽しみ」
「早く続きを描きたい」
「作るって楽しい」
っていう感覚を取り戻すことができた。
そこから裁縫、料理、Web制作、アプリ開発......と、作る楽しさがどんどん広がっていったんだよね。
そして今は、それが”これから挑戦したいこと”に繋がってる。
だから、創作漫画を続けてよかった。
200ページ以上描いてよかった。
泣くほど大好きになれる葵や椿たちを生み出せて、本当によかった。
たぶん、4年前に思いつきで漫画を始めていなかったら、作ることの楽しさに気づいていなかったかもしれない。
”これから挑戦したいこと”にも、繋がっていなかったと思う。
たまに漫画を描くことがしんどくなって、
「ただの自己満足の創作漫画に、どうしてこんなにたくさんの時間を費やしてるんだろう」
「この時間を、お金を稼いだり、もっと有意義で生産的なことに使った方がいいんじゃないか」
って苦しくなった時もあった。
でも葵や椿たちは、私に作る楽しさを教えてくれて、毎日を楽しくしてくれて、”これから挑戦したいこと”に向かう力まで残してくれた。
本当に大きな役目を果たしてくれた子たちだと思う。
本当は、もっと葵や椿たちの未来も見たかった。
今もすごく、すごく恋しくてたまらない。
でも私は要領の良い人間ではないので、二兎を追うことはできないんだよね。
情けないね。
人の役に立てるかもしれない可能性を見つけて、今ではそれが漫画と同じくらい楽しくて、充実していて、夢中で続けることもできている。
本当は両方やりたい。
でも、どうしても片方に気持ちとやる気が傾いてしまう。
もしこのまま”これから挑戦したいこと”と並行して漫画を描き続けていたら、いつか気持ちが冷めて、漫画の更新が止まって、そのまま無くなってしまいそうで怖かった。
それなら、メインキャラが全員揃った今。
物語が一番にぎやかで、やっと蓮も幸せになれる可能性ができて、みんなが幸せになれる未来の動線を作った今。
わざわざ私が結末を描いて白黒つけなくても、きっと大丈夫だと思って、物語を一区切りにしました。
漫画を描くことが嫌になってやめたり、物語を改変して描き直したりするよりも、大好きなまま一旦お別れする方がいいと思った。
その方が、私がこれからも毎日、葵や椿たちのことを大切に思い出せる気がしたからです。
昨日は腹を括るために、2年間愛用していたiPadとペンシルを売ってきました。
とても大切に使っていたので、想像以上に高く買い取っていただけました。
「私の大切な宝物の一部を差し出してでも、次の新しい挑戦に進みたい。」
その覚悟を、自分の中でちゃんと形にしたかったのだと思います。
”これから挑戦したいこと”の資金に充てるのに十分な金額で、少し安心しました。
買取後にふらっと立ち寄ったカフェでドリンクを飲みながらぼーっとしていたのですが、またカフェでも泣いてしまいました😅
それでも、少しずつ気持ちを切り替えて、新しいことに挑戦していこうと思います。
目的を忘れないために、これからも毎日、葵や椿たちのことを想います。
いつか落ち着いて、ずっと温めていた「好きって言わせてやる!」の他のお話を、また描ける時が来たらいいなと思っています。
それまでは、少し葵や椿たちとはお別れです。
このサイトは、これからもずっと残し続けます。
また近況などをブログに書こうと思います。
これからもよろしくお願いします。
創作のこと
たくさん泣いたけど、少しずつ切り替えていく
2026年6月10日